門川町議会 > 2002-06-25 >
06月25日-04号

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  1. 門川町議会 2002-06-25
    06月25日-04号


    取得元: 門川町議会公式サイト
    最終取得日: 2021-05-02
    平成 14年 第2回定例会(6月)──────────────────────────────────────平成14年 第2回(定例)門 川 町 議 会 会 議 録(第4日)                        平成14年6月25日(火曜日)──────────────────────────────────────議事日程(第4号)                    平成14年6月25日 午前10時00分開議 日程第1 会議録署名議員の指名 日程第2 議案第24号 門川町の非常勤の特別職の職員の報酬等に関する条例の一部を改正する条例について 日程第3 議案第25号 門川町非常勤消防団員に係る退職報償金の支給に関する条例の一部を改正する条例について            ※ 一括上程総務財政常任委員長報告、報告に対する質疑の後、逐次討論、採決 日程第4 議案第26号 平成14年度門川町一般会計補正予算(第1号)について 日程第5 議案第27号 平成14年度門川町国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)について 日程第6 議案第28号 平成14年度門川町老人保健特別会計補正予算(第1号)について            ※ 一括上程、所管の常任委員長報告、報告に対する質疑の後、逐次討論、採決 日程第7 門川町農業委員会委員の推薦について 日程第8 陳情第1号 介護保険負担軽減もとめる陳情 日程第9 陳情第2号 悠々パスの補助をもとめる陳情 日程第10 陳情第3号 森林・林業・木材産業施策に関する陳情書 日程第11 意見書第2号 森林・林業・木材産業施策に関する意見書 日程第12 意見書第3号 森林・林業・木材関連産業政策と新たな予算の確保を求める意見書 日程第13       議会広報編集特別委員会の閉会中の所掌事務調査について 日程第14       議会運営委員会の閉会中の所掌事務調査について 日程第15       議員の派遣について 日程第16 諸 報 告 1.議長の閉会中の動静について            2.平成13年度門川町水道事業会計予算の繰越について            3.平成13年度財団法人門川ふるさと文化財団事業報告及び収支決算について            4.平成14年度財団法人門川ふるさと文化財団事業計画及び収支予算について            5.平成13年度門川町土地開発公社事業報告及び収支決算について            6.平成14年度門川町土地開発公社事業計画及び収支予算について            7.例月出納検査について──────────────────────────────本日の会議に付した事件 日程第1 会議録署名議員の指名 日程第2 議案第24号 門川町の非常勤の特別職の職員の報酬等に関する条例の一部を改正する条例について 日程第3 議案第25号 門川町非常勤消防団員に係る退職報償金の支給に関する条例の一部を改正する条例について            ※ 一括上程総務財政常任委員長報告、報告に対する質疑の後、逐次討論、採決 日程第4 議案第26号 平成14年度門川町一般会計補正予算(第1号)について 日程第5 議案第27号 平成14年度門川町国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)について 日程第6 議案第28号 平成14年度門川町老人保健特別会計補正予算(第1号)について            ※ 一括上程、所管の常任委員長報告、報告に対する質疑の後、逐次討論、採決 日程第7 門川町農業委員会委員の推薦について 日程第8 陳情第1号 介護保険負担軽減もとめる陳情 日程第9 陳情第2号 悠々パスの補助をもとめる陳情 日程第10 陳情第3号 森林・林業・木材産業施策に関する陳情書 日程第11 意見書第2号 森林・林業・木材産業施策に関する意見書 日程第12 意見書第3号 森林・林業・木材関連産業政策と新たな予算の確保を求める意見書 日程第13       議会広報編集特別委員会の閉会中の所掌事務調査について 日程第14       議会運営委員会の閉会中の所掌事務調査について 日程第15       議員の派遣について 日程第16 諸 報 告 1.議長の閉会中の動静について            2.平成13年度門川町水道事業会計予算の繰越について            3.平成13年度財団法人門川ふるさと文化財団事業報告及び収支決算について            4.平成14年度財団法人門川ふるさと文化財団事業計画及び収支予算について            5.平成13年度門川町土地開発公社事業報告及び収支決算について            6.平成14年度門川町土地開発公社事業計画及び収支予算について            7.例月出納検査について──────────────────────────────出席議員(16名)1番 小林 芳彦君       2番 米良 重靖君3番 内山田善信君       4番 安田  修君5番 工藤  剛君       6番 佐竹 敏雄君7番 黒木 義秋君       8番 猪倉 照央君9番 安田 茂明君       10番 寺原 速美君11番 黒田 利治君       12番 安田  新君13番 米良 昭平君       14番 浜口  惇君15番 長友幸太郎君       16番 浜田 作男君──────────────────────────────欠席議員(なし)──────────────────────────────欠  員(なし)──────────────────────────────事務局出席職員職氏名局長 長谷川義明君     書記 安田 周平君──────────────────────────────説明のため出席した者の職氏名町長          米良 成志君  収入役         金丸 一弘君教育長         安藤 福松君  企画商工水産課長    吉塚陽太郎社会教育課長      曽川  傳君  教育総務課長      吉田 博之君税務課長        金丸  收君  都市建設課長      小野 幹雄君健康管理課長      原田 敬蔵君  水道課長        金丸 隆康君農林課長        中村  認君  生活環境課長      甲斐 勝美君農業委員会局長     小林 正春君  会計課長        中田 幸人君代表監査委員      小林 作市君  総務財政課長補佐    安田 精一君福祉課長補佐      山本 道明君  ──────────────────────────────午前10時00分開議 ○議長(浜田作男君)  ただいまの出席議員は16名で、定足数に達しています。 これから本日の会議を開きます。 本日の議事日程は、お手元に配付しているとおりであります。────────────・────・──────────── △日程第1.会議録署名議員の指名 ○議長(浜田作男君)  日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は、会議規則第118条の規定によって、9番、安田茂明君及び10番、寺原速美君を指名します。────────────・────・──────────── △日程第2.議案第24号 △日程第3.議案第25号 ○議長(浜田作男君)  日程第2、議案第24号門川町の非常勤の特別職の職員の報酬等に関する条例の一部を改正する条例について、日程第3、議案第25号門川町非常勤消防団員に係る退職報奨金の支給に関する条例の一部を改正する条例について、以上を一括議題とします。 以上は総務財政常任委員会に付託となっておりましたので、これから委員長の報告、報告に対する質疑の後、逐次討論、採決を行います。 総務財政常任委員長、10番、寺原速美君の登壇を求めます。 ◎総務財政常任委員長寺原速美君) 報告前に訂正方をお願い申し上げます。かがみの案件の中で第24号の前が「認定」となっておりますが、「議案」に訂正をしていただきたいと存じます。それと1行目の第24号の前が同じく認定になっておりますので、議案の方に訂正方をお願いしたいと存じます。 それと第25号の方も同じく認定で間違っておりまして、議案でございますので、それと1行目も、2枚目の方もよろしくお願いいたします。 それでは報告をさせていただきます。 去る6月17日の本会議にて、本委員会に付託されました議案第24号「門川町の非常勤の特別職の職員の報酬等に関する条例の一部を改正する条例について、同日、本会議終了後から委員会を開会。審査結果を御報告いたします。 審査に当たり、社会教育課に出席を求め、説明を聴したところであります。 今回の改正につきましては、「門川町立図書館の設置及び管理に関する条例」第5条に基づいて、平成14年7月1日から設置する門川町立図書館館長嘱託員の報酬の額を定める条例の一部を改正するものであります。 まず館長の職務について申し上げます。 1、図書館建設管理運営全般。 2、職員の人事管理。 3、図書館業務の企画立案。 4、視察者、業者等への対応や折衝。 次に館長の報酬額の審議結果について申し上げます。 県内の報酬月額を取り入れている宮崎市、高鍋町、都農町、川南町の4館の月額を参考にして算出されており、さきに述べた館長の職務を考慮すると報酬額18万2,000円は妥当であるとの結論にいたりました。このたびの図書館開館に当たり、館長1名、事務職1名、司書4名の6人体制でありますが、町民へのサービス、スムーズな図書館運営が図られますことを期待し報告といたします。 以上、審査の結果、原案のとおり可決することに全委員の意見の一致を見ました。 次に議案第25号門川町非常勤消防団員に係る退職報奨金の支給に関する条例の一部を改正する条例について報告いたします。 去る6月17日の本会議にて、本委員会に付託されました議案第25号「門川町非常勤消防団員に係る退職報奨金の支給に関する条例の一部を改正する条例」について、同日、本会議終了後から委員会を開会。審査結果を御報告いたします。 審査に当たり、総務財政課に出席を求め、説明を聴したところであります。 今回の改正につきましては、「消防団員等公務災害補償等責任共済などに関する法律施行令の一部を改正する政令」が、平成14年3月25日に公布され、同年4月1日より施行される旨の通知を消防庁長官より受けたために改正を行うものであります。 提案内容は、消防団員等公務災害補償等責任共済基金の定める額が、団長、副団長、分団長、部長及び班長、団員それぞれ5年刻みで退職報奨金が決められております。今回の改正は、団員から団長にいたるまで一律4,000円を増額するものであります。 今日の社会事情を考慮すると、決して満足できるものではないが、今後は、このような保障制度が充実されたことにより、消防団員増につながることを期待するものであります。 以上、審査の結果、原案どおり可決することに全委員の意見の一致を見ました。 なお、足らざる点は他の委員の補足をお願いいたします。 ○議長(浜田作男君)  他の委員の補足はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(浜田作男君)  委員長の報告に対する質疑を行います。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(浜田作男君)  質疑なしと認めます。 これから議案第24号、議案第25号について逐次討論、採決を行います。 議案第24号について討論を行います。反対討論の方。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(浜田作男君)  討論なしと認めます。 採決を行います。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案を委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は挙手を願います。〔賛成者挙手〕 ○議長(浜田作男君)  全員賛成であります。したがって、議案第24号門川町の非常勤の特別職の職員の報酬等に関する条例の一部を改正する条例については、委員長の報告どおり可決されました。 議案第25号について討論を行います。反対討論の方。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(浜田作男君)  討論なしと認めます。 採決を行います。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案を委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は挙手願います。〔賛成者挙手〕 ○議長(浜田作男君)  全員賛成であります。したがって、議案第25号門川町非常勤消防団員に係る退職報奨金の支給に関する条例の一部を改正する条例については、委員長の報告どおり可決されました。────────────・────・──────────── △日程第4.議案第26号 △日程第5.議案第27号 △日程第6.議案第28号 ○議長(浜田作男君)  日程第4、議案第26号平成14年度門川町一般会計補正予算(第1号)について、日程第5、議案第27号平成14年度門川町国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)について、日程第6、議案第28号平成14年度門川町老人保健特別会計補正予算(第1号)について、以上を一括議題とします。 以上は所管の常任委員会に付託となっておりましたので、これから委員長の報告、報告に対する質疑の後、逐次討論、採決を行います。 委員長の報告は総務財政文教厚生産業建設の順に行います。 総務財政常任委員会委員長、10番、寺原速美君の登壇を求めます。 ◎総務財政常任委員長寺原速美君) 去る6月17日の本会議において、総務財政常任委員会に付託されました議案第26号平成14年度門川町一般会計補正予算(第1号)について、6月18日及び19日の2日間で委員会審査を行いました。その経過と結果について御報告いたします。 1、平成14年度肉付け後の予算概要について。 義務的経費を中心とした14年度骨格当初予算は、49億6,500万円でありました。今回新町長のもとでの政策的肉付け(第1号補正)予算は、歳入歳出それぞれ10億9,000円が追加されております。 このため、14年度の肉付け後予算総額は、歳入歳出それぞれ60億5,500万円となり、13年度当初予算と比較すると、4億3,000万円、伸び率7.6%の増加となっております。 歳入予算総額の主な内容は、地方交付税が20億4,000万円、町税が13億6,703万1,000円、県支出金4億7,051万2,000円、繰入金4億3,663万3,000円、国庫支出金4億589万2,000円、町債2億9,820万円となっております。 一方、歳出予算総額の主な目的別内容は、総務費が10億2,509万8,000円(構成比16.9%)、民生費が14億913万円(構成比23.3%)、農林水産費が6億7,867万4,000円、教育費6億1,481万2,000円、公債費が8億1,188万8,000円となり、地域福祉施策等に関連する民生費が大幅に増加した予算となっています。 2、所管内の補正予算概要について。 (1)総務管理費一般管理費については、防犯灯設置工事及び地区の補助に85万8,000円、財産管理費については、庁舎改修工事に3,958万9,000円、企画費については、代替バス運行に津もなう運行賃に320万円、交通安全対策費については、道路反射鏡設置工事等に180万1,000円、福祉健康交流研修施設管理費については、源泉ポンプ入替工事等に820万円など、それぞれ補正がなされております。 (2)徴税費の税務総務費については、固定資産税評価がえ業務委託料等に884万3,000円の補正がなされております。 (3)税務課所管となっている農業費の地籍調査費については、地籍調査過年度数値情報化事業の委託料として1,190万円の補正がなされております。 (4)消防費の消防施設費については、機庫及び消防車の修繕料403万8,000円、防火服など備品購入に143万円の補正がなされております。 3、事業の詳細内容について。 (1)庁舎整備事業では、1階の健康管理課東側を拡張して健康づくり係を移設し、健康づくり係の跡を町民室及び町民相談室とし、2階の企画商工水産課の西側を間仕切りして電算室とすることになっております。 (2)代替バス運行に伴う委託料では、バス利用促進等総合対策事業として宮崎交通のバス路線410台にICカードを導入するための負担金であります。 負担割合は事業者が2分の1、残り半分を国が4分の2、県が4分の1、市町村が4分の1で、その市町村間の負担割合は人口割が7割で走行距離割が3割となります。なお、助成期間は平成14年から16年までの3カ年となっております。 (3)源泉ポンプ入替事業では、温泉井戸に使用されている源泉ポンプを、今回初めて新品と交換するとともに、新たに水位測定器を取りつけます。これにより、井戸の水位が監視され、ポンプの運転状況やストレーナの目詰まりの有無などが容易に判断されると思われます。 (4)地籍調査事業では、地籍調査(国調)と航空写真から筆界点座標値図根点座標値結線情報等をもとにしてコンピューター画像処理され、土地所有者、地番、地目等の属性情報をコード化するものであります。なお、本事業については、国が2分の1、県が4分の1、町が4分の1(297万5,000円)の負担割合で実施されるものであります。 4、委員会での質疑及び意見について。 (1)庁舎の増改築計画に当たっては、近いうちにエレベーターは必ず設置しなければならなくなると思われるが、このことを十分考慮した上で進めてほしい。 (2)代替バス運行の単年度赤字状況、並びに1日当たり往復回数と乗車率の状況はどうか。 (3)源泉ポンプの稼動時間、耐用年数、入れ換えに要する期間はどのくらいか。また、県外業者に発注した場合に事故などで即対応ができるのか。 (4)水位測定器を地下180メーターの水中に設置すると、水位の変化がわかるとのことであるが、装置の機能はどうなっているのか。もし、内容が専門的であれば、後で説明書のコピーを提出してほしい。 (5)地籍調査過年度数値情報化によって、画像処理されたものは立体的表示も可能か。また、これらの情報が外部に漏れる心配はないか。 以上、審査の結果、委員全員が原案どおり承認することで意見の一致を見ました。 足らざる点は他の委員の補足をお願いいたします。
    ○議長(浜田作男君)  他の委員の補足はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(浜田作男君)  委員長の報告に対する質疑を行います。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(浜田作男君)  質疑なしと認めます。 総務財政常任委員長からの報告を終わります。 次に文教厚生常任委員会委員長、13番、米良昭平君の登壇を求めます。 ◎文教厚生常任委員長米良昭平君) 失礼します。文教厚生常任委員会報告。 6月17日の本会議において、当委員会に付託されました議案第26号平成14年度門川町一般会計補正予算(第1号)の民生費・衛生費・教育費の1億7,132万円、議案第27号平成14年度門川町国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)歳入・歳出599万6,000円、議案第28号平成14年度門川町老人保健特別会計補正予算(第1号)歳入・歳出1億618万4,000円の3議案について審査の経過と結果を御報告します。 委員長報告をする前に、一言委員長報告に対する委員長としての所見を述べさせていただきます。 議会は、議決機関として町民の付託に対する責務として、町長より提案された議案を慎重に審査・審議して、その議案が町民福祉に妥当であるかを判断し議決するところを最も議会の使命があると考えております。それゆえ、資料等の提出を求めたり、議案の説明に時間をかけるのは、実りある成果を出すためです。そのため、各関係課の職員には、非常に負担をかけることになりましたが、御理解を賜ります。町民の議会不信の根底に、議会の権能があまり働いていないところにあるのではないかと私は考えております。4月に町議選が行われ、今回が初めての議会です。議会権能の回復と町民福祉の向上を目指し、当委員会に付託された議案の審査・審議の委員会報告をいたします。 報告に当たっては、極力係数等は予算書に明記してあるので省き、各委員の意見や要望等を記述し、委員会としての審査・審議過程をできるだけ詳細に述べていくことを重点に報告いたします。 議案第26号平成14年度門川町一般会計補正予算(第1号)について報告します。 1、民生費について。 民生費は町民福祉等に最も関係のある予算であります。したがって、民生費の一般会計に占める割合により、その町の福祉のバロメーターがわかるといわれております。この観点から、審査・審議を行いました。 民生費が一般会計に占める割合は、23.3%であります。前年度対比(平成13年度6月)では、0.3%の伸びになっています。今回の補正は、肉付け予算となりますことから、3月の骨格予算も加味して審査・審議をしました。 特に審査過程の中で、審議対象の焦点は、社会福祉施設整備事業の補助金でした。この内容は、総事業費1億4,266万円で、町からの補助金は2,470万円です。この事業は、町の行政改革の中で決まっておりました五十鈴保育所の民営化の一貫です。これの受け皿として、昨年の4月18日に五十鈴福祉会に決定したということです。 この事業に対する執行からの説明に、各委員から質疑が次のようにありました。 (1)決定の経緯はどうなっているのか。 (2)決定した基準は何か。 (3)事業の終了は、平成15年3月10日とのことであるが、予定通りに完了し、変更等はないか。 (4)民営化することで、町の負担はどれだけ少なくなるか。 等がありました。 次に要望として (1)決定が昨年の4月でありながら、このような大事なことが議会に知らされなかったことは、非常に遺憾であり、今後このようなことが二度とないように強く要望する。 (2)町の行政改革は周知のことであり、別に問題はない。 等がありました。 2、衛生費について。 衛生費は、町民の健康及び環境等の生活に根ざした安心と快適さの指標でもあります。この衛生費が一般会計に占める割合は8.7%でありました。前年度対比(平成13年度6月)では、14%のマイナスになっています。 衛生費の中で、焦点になったのは、新事業として精神障害者居宅生活支援事業であります。衛生総務費の負担金として315万円が計上されています。これは、精神保健福祉法の改正に伴い、所轄が県から町に移管されたため、本町として精神障害者の自立と社会参加を促進するため、居宅介護・短期入所・地域生活援助の3事業に取り組み、支援していくための補助金です。 次に、清掃費の中で日向東臼杵南部広域連合の3,364万1,000円の負担金があります。これは、地元住民にとり最も関心のあることです。当初予算で7,735万5,000円計上されていましたが、今回の補正で総額1億1,099万5,745円になります。この内訳は、運営費として7,038万8,000円、建設費として2,184万5,000円、最終処分場費として1,460万5,000円になっています。今回も最終処分場費として1,460万5,000円が計上されてますが、この費用は、平成13年度から予算化されていましたが執行されておらず、今回も前年度同様に計上されたとの説明がありました。この件に対して、委員会は、予算書の中で負担金としての金額明示だけで詳細がわからず、資料を請求して説明を受けて、先ほど述べた内容が理解できた次第です。 担当課としては、町民の関心事である最終処分場に関する予算である以上、町民の代表である議会に対して、委員会から資料請求される前に、事前に準備しておくのが、開かれた町政の一端ではないかと考えます。このような配慮ができないところに町民の町政に対する不信が募るのではないかと危惧するところです。 これに対して各委員から (1)住民意思を無視した調査はしないでほしい。 (2)早く環境調査を進めるように。 (3)山本連合会長は、住民の意思を無視した調査はしないと発言している。 (4)今の状況では、住民との合意は困難ではないか。 (5)広域連合の議員である文教委員長は、委員会の意向をくんで質問してはどうか。 等の要望・意見がありました。 3、教育費について申し上げます。 教育費でありますが、日本の未来・門川の将来を担う子供たち、そして門川町の文化福祉の向上に係わる大事な予算であります。 宮崎県は他県に比べて教育費の一般会計に占める割合が低いと言われております。この点を踏まえ、教育費の充実を基本に審査・審議をしました。 教育費は、歳出総額の10.1%を占め、前年度対比(平成13年度6月)49%のマイナスです。これの主な要因は、図書館建設事業が終了したためです。しかしながら、今年度から図書館の運営費が新たに加わり、図書館費は、前年度と比べて4.4倍増加しています。 教育総務費の総務費の中で、目2の事務局費報酬費があります。これは、今年度より学校評議委員という制度ができ、それに係わる委員の報償費であります。この制度は、委員を民間から選任して、その委員が学校運営について校長に意見を述べることです。今回は西門川小・中学校に6名、門川小学校に5名任命される予定です。これについて、各委員から (1)教職員との関係はどうなっているか。 (2)人選の基準は何であるか。 等の質疑がありました。 これとは別に、学校教育の荒廃や週5日制導入による学力低下等の心配により、保護者や専門家からいろいろな意見が出ております。これらの事情を考慮して、文教厚生委員会は、門川小学校・草川小学校・五十鈴小学校に出かけて現地調査を行いました。 次に、社会教育費の中で、中央公民館改修設計業務の測量設計委託料600万円が計上されています。これに対して (1)どのような改修が行われるのか。 (2)この財政難のおり、本当に緊急度はあるのか。 等の質疑がありました。 また、自治公民館建設費でありますが、3地区4件分の増改築工事等の補助として、1,341万円が計上されています。これは、公民館活動の活発化を目指し、交付規定の補助率や、その限度額を引き上げて補助するものであります。 議案第27号平成14年度門川町国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)について報告します。 次は、国民健康保険事業特別会計ですが、本来当初予算で十分に審議すべきですが、諸般の事情で今回の6月議会で審議することになりました。この国保会計は、制度上3月当初予算で作成しなければなりません。歳出の多くを占める医療費等の算出根拠はあくまで推定数値であり、本当の数値がわかるのは5月末です。この時点で3月に作成した予算の適合性が明らかになるという問題があります。委員会としては、この点を踏まえて、平成14年度国保特別会計が妥当であるかの観点より慎重に審査・審議をしました。 審査に当たりましては、国保会計を理解するのに時間がかかり難しいので、最初は制度の説明から始まり、そして補正の中身に入りました。委員より数々の質問や質疑が出されました。 歳入の中で、特に普通調整交付金が13年度決算概要の金額では7,500万円(13年度3月補正)増加しております。この額は、14年度3月当初予算の保険税収入額の約15%にも当たります。この数値は国保税の算定基礎に大きく影響を与えるものです。 また、特別調整交付金については、平成12年度までは約3,000万円程度が交付されてきておりましたが、昨年13年度においては、どういう理由からかゼロ円となっております。しかも、本年度には2,000万円が計上されてありますが、交付金というものは、性質上何らかの理由で一度交付が漏れると次回から交付が難しくなることもあります。これについて予算作成のとき、十分に検討研究や関係機関との打ち合わせが行われたのか疑問が残ります。国保税は現在の厳しい経済状況の中で、町民の生活に直結する大きな問題です。以上の点を踏まえ、当初予算の作成には事前の関係機関への情報収集や書類提出等に支障のないように要望します。 今回の補正で、新たな事業として、保険衛生普及費の中に、在宅精神障害者にデイケアサービスを民間の施設を借りて行う事業があります。この事業に対して、在宅精神障害者は、この他にもかなりいると聞きますが、この事業の周知を図っていただき、精神障害者の憩いの場となり、1人でも多くの精神障害者の方の社会復帰の手助けになることを願い、さらに医療費の高騰を未然に防ぐ観点からも、これらの健康づくり事業の推進を要望しました。 次に議案第28号平成14年度門川町老人保健特別会計補正予算(第1号)について報告します。 最後に老人保健特別会計を報告します。今回の補正は、13年度分の医療費給付等の精算に伴う補正であります。金額は1億618万4,000円の歳入・歳出補正です。それにより、歳入・歳出とも20億6,318万4,000円になります。 この補正は、医療費の予測額に対して、実際はインフルエンザ等の流行が余りなく、結果的には予測が外れたために余剰金が出て、その精算のための補正です。これが適正であったかは委員会として判断のしかねるところです。 以上が文教厚生常任委員会に付託された議案の審査・審議の報告です。 これらの3議案に対して、原案どおり承認することで全委員の意見の一致を見ました。 以上で報告を終わりますが、足らざる点がありましたら他の委員の補足をお願いいたします。 ○議長(浜田作男君)  他の委員の補足はありませんか。 委員長の報告に対する質疑を行います。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(浜田作男君)  質疑なしと認めます。 文教厚生常任委員会委員長の報告を終わります。 次に産業建設常任委員会委員長、8番、猪倉照央君の登壇を求めます。 ◎産業建設常任委員長(猪倉照央君) 去る6月17日の本会議において、本委員会に付託されました議案第26号平成14年度門川町一般会計補正予算(第1号)について、審査した結果を会議規則第77条の規定を基づき報告いたします。 今回の補正は、当初予算が骨格編成であり、その肉付けとしての投資的事業を中心とした補正であります。 企画商工水産課について申し上げます。 補正の額は水産業費2億7,556万9,000円、商工費5,174万1,000円の総額3億2,731万円となっており、歳入財源として県補助金1億6,923万9,000円、基金繰入金6,000万円、諸収入5,018万6,000円、一般財源4,268万5,000円が充当されております。 一方、歳出については、水産業費2億7,556万9,000円計上され、そのうち水産業振興費の補助金として2億2万2,000円が17の事業に助成されています。その中で養殖施設設置事業に944万4,000円予算化されていますが、これは庵川漁協の沖合養殖いかだを固定する45トンのアンカー8基を設置する補助であります。また漁業振興特別対策事業の1億8,050万円は、イクイバエ南北に防波堤が設置されることの漁業振興策として、本年度から平成17年度までの特振事業で、本年度庵川漁業の事務所新築工事と門川漁業の事務所改修工事に伴う予算であります。 漁港建設費の負担金550万円は門川漁港内の内防波堤を50メートル延長する調査設計等業務委託と庵川漁港内の道路築造工事であります。 次に商工費については、公有財産購入費として416万5,000円であります。これは九州木産社跡地の駅側に隣接している土地、1,143.81平方メートルを購入し、イベント広場、駐車場、駐輪場を設置する予算であります。 補助金1,010万6,000円は商工会運営補助530万円、産業祭り250万円など11の団体、協議会等に対する助成であります。 質疑の中で、「海面漁業放流事業や魚礁の効果はどうか」との質問に「ヒラメ、タイなどについては識別がわかり、それなりに捕獲されている。車エビについても放流をやめると現在の量は採れないと言われている。魚礁の効果については、毎年調査を実施しており生息が確認されています。」とのことであります。 要望として、漁に対しての規制を守り、資源の確保に努めるよう指導されたい。また放流など「つくり育てる」漁業の推進を図ること等の意見がありました。 商工費では、「土地購入関係でイベントはどのようなものか」との質問に、「隣地が公園になりますので、これと連動させながら関係団体等と相談し、今後検討していく」とのことであります。また、駐車場としての計画の中で、駐車できる台数は、現在のアピオと同じぐらい30台程度のことであります。電車を利用する人のみであれば問題はないが、外部の置き去りの駐車が心配される。さくは設けるようであるが、自由に出入りできることから管理面について十分検討されるよう要望したところであります。 次に農林課について申し上げます。 補正の額は農業費7,731万7,000円、林業費7,354万9,000円の総額1億5,086万6,000円となっており、歳入財源として分担金856万3,000円、県補助金1,638万円、基金繰入金202万6,000円、諸収入6,017万9,000円、町債3,580万円、一般財源2,791万8,000円が充当されております。 一方、歳出については、農業振興費2,080万6,000円は、転作奨励事業など12の事業等に助成されています。その中で園芸みやざき産地強化対策事業1,406万4,000円は、県3分の1、町が6分の1以内の補助でハウスの新設オオバ、トマトの潅水施設等であります。 畜産業費については、単年度事業として山間地域肉用牛生産整備推進事業が県費補助として計上されています。この事業は、県内の山間地域18町村を対象に昨年より実施され、本町は今年度実施するものであります。内容は生産者と関係機関で協議をもち、肉用牛の振興計画を策定して、肉用牛生産の支援体制を図るソフト事業であります。 防災ダム管理費362万3,000円は、中村防災ダムのゲートを操作する電気系統の改修工事であります。 農地費は中山地区のふるさと農道工事請負費、また広域農道等の負担金などすべて継続事業であります。 中山間地域総合整備事業は、西門川赤木地区の圃場整備と飲雑用水の予算であります。 特定農山村総合支援事業は、そ菜園芸振興会など、11の部会等に128万円の助成が主なものであります。 林業費について、林業振興費6,583万1,000円は有害鳥獣駆除事業など7つの事業等に543万8,000円、貸付金は耳川林業協同組合ほかに5,999万9,000円であります。 公有林野整備事業費の委託料305万3,000円は、遠見山町有林の景観を維持するため、下刈り、遊歩道、作業路の草刈り、階段補修を実施する生活環境保全林整備事業の予算であります。 治山林道費の委託料及び工事請負費は、昨年10月の大雨により民家の裏山が崩壊した改修工事であります。 質疑の中で「飲雑用水の1戸当たりの負担額は幾らか」 説明「19世帯全員加入のとき23万5,000円程度である」 問「県営畑地帯総合整備事業は牧山なのか」 説明「そのとおり、飲雑用水と農道整備、農業用排水施設を行います」 問「BSE対策の補償基準価格37万円は町独自で決めた額なのか」 説明「この額は郡内で取り決めた額で、競り市で平均37万円を下回ったときに、1万円支給するものです」等々の質疑がありました。 また「養豚公害対策事業の鋸くず助成は、汚水流出防止から有効であり、特段の予算化を望む」、「所得安定につながる特産物の開発に力を入れてほしい」などの意見要望がありました。 都市建設課について申し上げます。 補正の額は、道路橋梁費1億3,314万3,000円、河川海岸費1,424万8,000円、都市計画課6,689万5,000円、住宅費1億3,253万4,000円の総額3億4,682万円となっており、歳入財源として国庫補助金3,615万1,000円、県補助金279万9,000円、基金繰入金9,000万円、雑入(南町保有地処分金)556万円、町債1億1,030万円、一般財源1億201万円が充当されております。 一方、歳出のついて主なものがありますが、道路維持費は町道門川農高通線など10路線の車道補修舗装等であります。道路新設改良費は丸山橋からの加草~枝橋線入り口の改良事業等5路線の事業費であります。交通安全施設費は町道6路線の区画線及びガードレール設置で、下水路費の6,199万7,000円は、平城地区など6地区の側溝ふたの設置及び掛けかえと大雨の折り冠水する西栄町幹線と中尾通線の排水路対策工事等であります。河川改良は丸山川と竹名川の河床を整理する工事等であります。 砂防費の1,324万9,000円は、小園地区の県単急傾斜地崩壊防止事業の工事費のほか4地区の県営急傾斜地崩壊防止事業の負担金等であります。 土地区画整理事業費は南町区画整理に係わる事業で、区画道路及び墓地の整備を図るための工事、並びに南町2区に対する清算交付金等の予算であります。 都市下水路費1,443万9,000円は、国県の補助を受けて行う公共下水道基本計画見直策定業務等の委託料であります。 住宅管理費の5,594万8,000円は平城住宅の修理に伴う予算及び西の山住宅の外壁落下防止対策工事等であります。 住宅建設費7,658万6,000円は、カギ田住宅の建てかえに係わる1棟分の設計及び地質調査委託料、12月から3月までの仮住宅借上料、住宅12棟の解体工事費、20名の住宅移転等の補償金であります。 審査に当たって「公共下水道の計画見直しについて」の質疑があり「平成5年に策定したが住宅の増加、土地利用等大きく様変わりしている。現在の市街化区域内世帯は5,517世帯で、その内合併浄化槽の設置は918基である。ここ数年の実績から算定すると全世帯設置するには仮に84年かかる。このことから、特に市街化区域については、公共下水道を推進すべきと思う。区域外もほかの手法で推進すべきと考える。重要な町としての政策的なことでもあり、取りまく情勢も大きく変わってきたので事業費、財源等も含めて種々のデータを算出し、改めて検証した上で判断すべき」とのことでありました。 また「カギ田住宅の総事業費は」との問いに「概算20億円程度である」、関連質問で「火災が発生した場合の消火は」 説明「消防署に伺っている中で、地上10階程度なら対応できる(ハシゴ車)とのこと」 問「事業費の起債率は」 説明「対象事業費に対して補助率が2分の1、その裏負担分に対し100%の起債が認められている。ただし、対象外事業費の町負担もある。また、国の方針が補助に対して年々厳しくなっている。補助基本額も抑える方向にある。取り組みを急いだ方がよい」 問「家賃は高くなるのか」 説明「当然家賃は見直される。足掛け6年かけて段階的に上げていくことになる」 問「身体に支障のある人は下段を確保してやるべきと思うが」 説明「1階に集中させることは難しい。一層のバリアフリーを確保した中で、エレベーターのなるべく近くに住まわせるなど対処したい」 問「18年度完成予定か」 説明「1期が平成15年度から16年度、2期が17年度から18年度と考えている」 等々の質疑が行われた。 また「町内の公園で外周に犬のふんが多いところがある。飼い主のモラルの問題だが、注意書きの看板設置をお願いしたい」「大きな事業の場合、町内の企業はなかなか参加できない。下請けなど何らかの参加ができるよう元請けに相談してほしい」「車の多い県道について、白線が消えている」等の意見要望がありました。 最後に、輸入農産物の増加、BSE問題、外材の輸入、水産資源の減少、消費の低迷等々による、昨今の厳しい社会情勢の中にあって、昨年12月策定した第4次長期総合計画の実現に向かって、鋭意努力されることを切望するものであります。 以上、本委員会に付託されました本案件については、全会一致をもって原案どおり承認することに決定いたしました。 足らざる点については、他の委員の補足をお願いいたします ○議長(浜田作男君)  他の委員の補足はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(浜田作男君)  委員長の報告に対する質疑を行います。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(浜田作男君)  質疑なしと認めます。 産業建設常任委員会委員長の報告を終わります。 これから逐次討論、採決を行います。 議案第26号について討論を行います。反対討論の方。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(浜田作男君)  討論なしと認めます。 採決を行います。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案を委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は挙手願います。〔賛成者挙手〕 ○議長(浜田作男君)  全員賛成であります。したがって、議案第26号平成14年度門川町一般会計補正予算(第1号)については、委員長の報告のとおり可決されました。 次に議案第27号ついて討論を行います。反対討論の方。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(浜田作男君)  討論なしと認めます。 採決を行います。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案を委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は挙手願います。〔賛成者挙手〕 ○議長(浜田作男君)  全員賛成であります。したがって、議案第27号平成14年度門川町国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)については、委員長の報告のとおり可決されました。 議案第28号ついて討論を行います。反対討論の方。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(浜田作男君)  討論なしと認めます。 採決を行います。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案を委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は挙手願います。〔賛成者挙手〕 ○議長(浜田作男君)  全員賛成であります。したがって、議案第28号平成14年度門川町老人保健特別会計補正予算(第1号)については、委員長の報告のとおり可決されました。 ここでしばらく休憩します。午前10時56分休憩                              午前11時07分再開 ○議長(浜田作男君)  8番、猪倉君。 ◎議員(猪倉照央君) さきの産業建設常任委員会の報告の中で、ページがうってありますけれども、2ページの上から11行目になると思います。次に商工費については公有財産購入費としての次に金額がございますが、4,163万5,000円、これの単位を間違って報告をしていましたので、訂正方をお願いしたいと思います。 以上です。────────────・────・──────────── △日程第7.門川町農業委員会委員の推薦について ○議長(浜田作男君)  日程第7、門川町農業委員会委員の推薦についてを議題とします。 本件については、農業委員会等に関する法律第12条第2号の規定により、議会が推薦し町長が選任した委員の任期が来る7月19日で任期満了となることから、次期委員の推薦をするものであります。 お諮りします。議会推薦の委員については、従来から2名を推薦しておりますが、これに御異議ありませんか。〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(浜田作男君)  異議なしと認めます。したがって、議会推薦の農業委員会委員は2名とすることに決定しました。 お諮りします。議会推薦の2名については、議長において指名いたしたいと思います。御異議ありませんか。〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(浜田作男君)  異議なしと認めます。したがって、農業委員会の委員は議長において指名することに決定しました。 それでは指名いたします。農業委員会委員に野地重男君と田中千久君の2名を推薦したいと思います。御異議ありませんか。〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(浜田作男君)  異議なしと認めます。したがって門川町農業委員会委員に野地重男君と田中千久君の2名を推薦することに決定しました。────────────・────・──────────── △日程第8.陳情第1号 ○議長(浜田作男君)  日程第8、陳情第1号介護保険負担軽減を求める陳情を議題とします。 本件については、文教厚生常任委員会に付託となっておりましたので、これから委員長の報告を行います。文教厚生常任委員会委員長、13番、米良昭平君の登壇を求めます。 ◎文教厚生常任委員長米良昭平君) 文教厚生常任委員会報告。6月17日の本会議において当委員会に付託されました「陳情第1号介護保険負担軽減を求める陳情」の審査経過と結果について御報告します。 請願の趣旨は、門川町に対して低所得者への保険料・利用料の免除・軽減の実施を町独自で行うことを求める陳情であります。 陳情の要望事項につきまして、まず福祉課から状況報告を求めました。その後、委員会で審議を行いました。審議の中で、陳情の要望事項に対して、十分理解し賛同できるとの意見も出されました。しかし、介護保険制度が国の制度であること、門川町は宮崎県下で5番目に安い費用負担であること、町単独事業として財源確保、負担の公平性について異論が出されました。 したがって、この陳情について審議を重ねた結果、上記の理由により不採択とすることに委員全員の意見の一致を見ました。 ○議長(浜田作男君)  他の委員の補足はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(浜田作男君)  委員長の報告に対する質疑を行います。14番。 ◆議員(浜口惇君) 今報告を受けて初めてわかったわけですけれども、国の制度であるということで、国の制度として減免事項があるのでということだろうと思うのですが、国の制度であったとしても、これは条例化し、条例の中に減免事項というのがあるわけですが、この中の1項から5項までの間にいろいろと国の減免制度と同時に最後に5項の中に町長が特に必要と認めるものについては減免できるという事項があるわけです。この点について、私は一般質問もし、この制度を具体化しなさいということを今まで要望してきたわけですが、そういう町の独自の条例のもとにこういうものがあるんだということを理解した上に立って審査がされてきたのかどうなのか。この点について伺っておきたいと思います。 それからもう一点は、負担の公平ということが言えます。公平性とは一体何なのか。福祉については公平ということになりますと、いわゆる全て平等のものを公平としていっているのか。いろいろと福祉を受ける場合に、その違いがありますし、少ない部分もあれば大きな部分もあります。これは制度として運用するわけですので、福祉を進めるということは本来の行政の目的でありますので、この公平の意味とは一体何なのか、どういうふうに理解したらいいのか、その点がわかればお願いします。 ○議長(浜田作男君)  13番。 ◎文教厚生常任委員長米良昭平君) お尋ねでありますが、国の制度の中で、その5項目目でしたか、町長の裁量権があるということがわかっているかということですが、これは担当課の説明を受ける中で、委員全員十分説明を受けております。実情でありますが、この介護保険の納税率といいますか、これが現在門川町ではもうほとんど100%、99.8%ということでございます。 それと税の状況は前年度の所得に対して税金はかかるということでありますが、もしも激変した場合、そういう場合には現在の状況でも、その申し出をすれば、そして福祉事務所が証明を出せば減免できるという制度があるそうでございます。現在、門川町では1名の方がそれに該当しておられるというふうに説明を受けております。したがいまして、今回の陳情につきましては、今のところ門川町の実情から見ると不採択が妥当ということになったわけであります。 ○議長(浜田作男君)  よろしいですか。 質疑を終わります。 討論を行います。原案について賛成討論の方。14番。 ◎議員(浜口惇君) 私も準備してないんであれですが、全く、この制度そのものが矛盾があるんだということを私は今まで言ってきましたが、矛盾の第1番が所得ゼロにしても、なおかつ、表を見ればよくわかるわけですけれども、月に1,480円は負担しなくちゃならないというのがあるわけです。さっき委員長の今言われた私に対する答弁の中でも、現在1人なんだと、ところが、そうでなくて生活保護の対象として現在納めていない。それによって救済されている人がほとんどであるわけです。1名だけはその生活保護を受けたくないという方が1人だけおって、結局無理やりにでも出そうとする、それが結局焦げついて未収になるんだということになっているわけですが、こういう場合、制度として救済の措置がない限り、これ救済されないということになります。その矛盾点を解決するには、この5項目の具体化以外にないんだと、私はこういうふうに考えているわけですが、そういう立場から当然、これについては全国でみても20%近くの全国の自治体がこれに対して減免制度をつくっておるというのは、そういう立場からであろうと私は推察し、今後ともこの点については執行の努力をお願いして、私は賛成の討論といたします。 ○議長(浜田作男君)  反対討論の方。9番。 ◎議員(安田茂明君) 委員長が報告書で申し上げましたように、本町といたしましては、費用負担が県下でも下から5番目と安く、また負担の公平性から見ても私は、この不採択に対して賛成するものであります。 以上です。 ○議長(浜田作男君)  ほかにありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(浜田作男君)  討論を終わります。 採決を行います。本件に対する委員長の報告は不採択であります。したがって、原案について採決を行います。本件を原案のとおり採択することに賛成の方は挙手願います。〔賛成者挙手〕 ○議長(浜田作男君)  賛成少数であります。したがって、陳情第1号介護保険負担軽減を求める陳情は不採択とすることに決定しました。────────────・────・──────────── △日程第9.陳情第2号 ○議長(浜田作男君)  日程第9、陳情第2号悠々パスの補助を求める陳情を議題とします。 本件については、文教厚生常任委員会に付託となっておりましたので、これから委員長の報告を行います。文教厚生常任委員会委員長、13番、米良昭平君の登壇を求めます。 ◎文教厚生常任委員長米良昭平君) 文教常任委員会報告。6月17日の本会議において、当委員会に付託されました「陳情第2号悠々パスの補助を求める陳情」の審査経過と結果について御報告します。 請願の趣旨は、門川町に高齢者が宮崎交通の発行する悠々パスを購入する際に費用の補助を行うことを求める陳情です。 陳情の要望事項につきましては、まず福祉課から悠々パスの内容も含めた状況報告を受けました。その後、委員会で審議を行いました。審議の中で、陳情の要望事項に対して、十分理解し賛同できるとの意見も出されました。しかし、バス路線が限定されていて不公平であること、現在の町内での利用状況、町単独事業として財源確保について異論が出されました。また、他の市町村での対応状況等について、もっと調査が必要であるとの意見が出されました。 したがって、この陳情については継続審査とすることに委員全員の意見の一致を見ました。 以上であります。 ○議長(浜田作男君)  他の委員の補足はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(浜田作男君)  委員長の報告に対する質疑を行います。14番、浜口君。 ◆議員(浜口惇君) 継続ということでありますので、継続ということを考えますと、現在の議会議員の実態からみますと、これは継続ということは形式的なものにしかなりませんが、第1番に私はこれも不公平という言葉がひっかかるわけですが、バス路線についての限定、そのために一定の代替バスも含めて町も考慮して負担をしているわけですが、そういうことをいいますと、バスに乗らない人については下げて不公平だということになります。ところが、そうでなくて地域の違いによって、そのような差があるということはいけないと、行政はすべて平等な恩恵を受けなければいけないという立場からやるんだと思うんですが、こういう面からお年寄りの人たちが、やっぱり年寄りになれば医療のために日向、延岡に行くということは常時多くあるわけです。だからこそ、現在でも、この前の私の質問に対して53名とか、現在そのパスを利用しているんだということを聞きましたが、これだけやれば十分ではないかと、私はこういうふうに考えるわけです。そういうことから見て、一歩でも、現在医療費についての増高等含めますと、本当に大変な国の施策の反動化の方向といいますか、制度そのものが悪くなって負担が多くなっていっているわけですから、せめて自治体としては、そういう足の保障ぐらいはしてやったらどうかという立場で悠々パスについての補助の申請を、そういう陳情を行っていると思うんですが、こういうことから継続じゃなくて採択していただきたいというふうに私は思ったわけですから、そういう意味からみて、委員長として、この──委員会として、この不公平という意味をもう一遍聞いてみたいと思うんです。町単独事業として財源確保に異論が出たというふうにされているわけですが、財源の確保、それほど大きなものなのかなというふうに思うんです。こういう点からみて、財源がそんなに町が枯渇するような財源が必要とするのか。また公平という言葉について、どういう解釈をしているのか、この点もお聞きしたいと思います。 ○議長(浜田作男君)  15番。 ◎議員(長友幸太郎君) 委員長にかわりまして、私の方でお答えしてみたいと思います。 不公平ということでありますけれども、御案内のように、このバス路線は10号線と388、いわゆる宇納間線しかバスは運行してないわけでありまして、その路線に面してない、いわゆる竹名とか谷ノ山、牧山、庵川地区、こういうような、そこに住んでおられる高齢者の方々については恩恵が直接によくしないというような、そういうような意味での不公平がある、これらをやはり払拭されるんなら福祉の面からも十分考慮すべき案件でありますけれども、そういうようなことがなかなか払拭できない現状でありますから、そういうようなことで不公平というような表現を用いたと思います。 以上です。 ○議長(浜田作男君)  ほかにありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(浜田作男君)  質疑を終わります。 お諮りします。本件については、委員長の報告のとおり閉会中の継続審査とすることに御異議ありませんか。14番。 ◎議員(浜口惇君) 私は現在の継続は、これは不採択に等しいものだというふうに理解しますので、非常に残念なことだと、採択をお願いしたいということで継続については反対であります。 さきの不公平についてということで谷ノ山やら、そういう辺地のことについて言われましたけれども、これはいかなる状態の中にあっても、それが不公平と言うならば不公平と言われるような内容のことは地域が、集約的に地域がなっていない限り、せめてそういう地域ごとに対する行政の施策というものは不公平になるんではないかと、こういうふうに私は思うんですが、例えば道路問題1つをとっても、なかなかその地域全体に行き渡るような道路の構成等も含めてで考えれば築造等できないだろうと、こういうふうに考えるわけですが、そういう面から見て行政の公平性とは、やっぱり全体的に福祉が進むことをさして制度化するものであろうというふうに私は考えます。そういう立場から継続については私は反対したいと思います。 ○議長(浜田作男君)  ほかに御異議ありませんか。〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(浜田作男君)  異議なしと認めます。したがって、陳情第2号悠々パスの補助を求める陳情は委員長の報告のとおり、閉会中の継続審査とすることに決定しました。────────────・────・──────────── △日程第10.陳情第3号 ○議長(浜田作男君)  日程第10、陳情第3号森林・林業・木材産業施策に関する陳情書を議題にします。 本件については、産業建設常任委員会に付託となっておりましたので、これから委員長の報告を行います。産業建設常任委員会委員長、8番、猪倉照央君の登壇を求めます。 ◎産業建設常任委員長(猪倉照央君) 去る6月10日の本会議において、本委員会に付託されました「陳情第3号森林・林業・木材施策に関する陳情について」、審査の経過と結果を会議規則第77条の規定に基づき報告いたします。 陳情の趣旨は、「今日の林業や木材産業は、木材価格の長期低迷が続く中で林業の採算性が悪化し、森林所有者の林業に対する意欲が薄れ、管理不十分な森林が増加し国土保全等、森林の多目的な機能の低下が懸念される。このことから、自助努力だけで森林の健全性を保つことは、もはや限界にきている。よって森林整備に対する支援策を強く要望する」旨の陳情であります。 審査に当たっては、農林課長、課長補佐の出席を求め、審査を行いました。 本町においても、約84%が森林であり、今日の林業を取りまく課題は多く、大変危惧すべき状況であり、早急に打開を図ることが必要不可欠との意見であります。採決の結果、全会一致をもって採択することに決定しました。 足らざる点につきましては、他の委員の補足をお願いいたします。 ○議長(浜田作男君)  他の委員の補足はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(浜田作男君)  委員長の報告に対する質疑を行います。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(浜田作男君)  質疑なしと認めます。 討論を行います。反対討論の方。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(浜田作男君)  討論なしと認めます。 採決を行います。本件に対する委員長の報告は採択であります。本件を委員長の報告のとおり採択することに賛成の方は挙手願います。〔賛成者挙手〕 ○議長(浜田作男君)  全員賛成であります。したがって、陳情第3号森林・林業・木材産業施策に関する陳情書は委員長の報告のとおり採択することに決定しました。────────────・────・──────────── △日程第11.意見書第2号 ○議長(浜田作男君)  日程第11、意見書第2号森林・林業・木材産業政策に関する意見書を議題とします。 本件については、提出者の説明を求めます。8番、猪倉照央君の登壇を求めます。 ◎議員(猪倉照央君) 意見書朗読によりまして趣旨説明にかえさせていただきたいと思います。 森林・林業・木材産業施策に関する意見書。 本県では、昭和30年代から林業関係者の並々ならぬ努力により造成してきた人工林が、全国に先駆けて主伐期を迎え、現在では全国スギ素材生産の12%を占める名実ともに日本一の国産材供給基地として成長してきたところである。 しかしながら一方で、平成12年4月1日施行された「住宅の品質確保の促進等に関する法律」が施行されて以来、スギ・ヒノキの無垢材から外国産による集成材等の工業化製品へと需要構造が大きく変革し、県産スギ材の需要は減退を余儀なくされている。このようなことから、スギ素材の平均価格は下落の一途をたどり、現在のスギ素材の平均価格は1立法メートル当たり1万円を割り込む大暴落となり、立木材はおろか伐採搬出コストすら賄えない状況になっている。 このまま推移すれば、林業経営意欲の減退から林業生産活動は停滞し、林業・木材産業を初め、その存立基盤である山村社会そのものの崩壊が危ぶまれ、ひいては森林のもつ国土保全、水資源のかん養、二酸化炭素の固定化等々の公益的機能の発揮に支障を来し、将来に大きな禍根を残すことが危惧されている。 つきましては、このような実情を御覧察いただき、森林・林業・木材産業の将来が展望できる政策が確立できますよう下記の事項の実現について、政府及び関係機関等に働きかけるなど、特段の配慮をされるよう強く要望する。 記。1、循環型森林施業の確立対策。 林業の有する水源かん養、地球温暖化防止等多面的な機能を高度に発揮させるためには、伐採・利用、植栽、保育といった森林施業の円滑な循環が不可欠であり、あわせて、この循環を支える林業・木材産業の持続的かつ健全な発展が重要である。 ついては、平成13年7月11日施行された「森林・林業基本計画」の基本理念である森林の有する公益的機能を持続的発揮、並びにそれを支える林業・木材産業の健全な発展、さらには国産材の自給目標が着実に達成されるよう万全の施策確立に取り組むこと。 2、国産材の利用促進対策。 新設住宅着工戸数の速やかな回復が見込めない状況の中、国産材需要を拡大していくため、公共施設、民間施設を問わず木造化を推進するとともに、土木事業等への木材の利活用を一層促進すること。またバイオマス的利用を初め新たな需要開拓を積極的に推進すること。 3、公的資金による森林の造成・管理の推進対策。 林業の採算性が大幅に悪化していることから、林業生産活動は停滞状況にあり、伐採跡地の未植栽や手入れの行き届かない放置林が増加している。このような中で、国民の森林に対する多様な要請に応えて、健全な森林を育成していくため、公的資金による森林管理を推進するとともに、公社・公団等公的機関による森林整備を大幅に拡充すること。 4、上記3項目の実現に向けた財源を確保するため、森林環境税等目的税の創設について早急に措置すること。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。 平成14年6月25日、宮崎県門川町議会。よろしくお願いします。 ○議長(浜田作男君)  提出者に対する質疑を行います。15番。 ◎議員(長友幸太郎君) 下記事項に入る前に、本部の結びのところなんですけれども、この門川町議会が意見書として出すわけでありますから、それは政府あるいは関係機関に働きかける意見書でありますから、この文言を「政府及び関係機関等に働きかけるなど」、これいらんちゃないかなと私は思います。御訂正方をひとつ、修正ができるならお願いしたいと思います。 ○議長(浜田作男君)  ほかにありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(浜田作男君)  質疑を終わります。 討論を行います。──訂正いたします。ただいま  、15番。 ◎議員(長友幸太郎君) 私が言うたのは、ですから確立できますよう、下記の事項の実現について強く要望するという具合に修正したらどうですかということを私は申し上げたわけでありまして、そこ辺をひとつお諮りいただきたいと思います。(「休憩」と呼ぶ者あり) ○議長(浜田作男君)  休憩。午前11時37分休憩                              午前11時37分再開 ○議長(浜田作男君)  休憩前に引き続き会議します。(発言する者あり)しばらく休憩いたします。午前11時37分休憩                              午前11時40分再開 ○議長(浜田作男君)  休憩前に引き続き会議します。8番。 ◎議員(猪倉照央君) ただいま御意見がありましたように、──ちょっと朗読させていただきますが、下から5行目ぐらいからでございます。「つきましては、このような実情を御賢察いただき、森林・林業・木材産業の将来が展望できる政策が確立できますよう、下記の事項の実現について強く要望する」ということに訂正をさせていただきたいと思います。 以上です。 ○議長(浜田作男君)  質疑を終わります。 討論を行います。反対討論の方。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(浜田作男君)  討論なしと認めます。 採決を行います。本件を原案のとおり決定することに賛成の方は挙手願います。〔賛成者挙手〕 ○議長(浜田作男君)  全員賛成であります。したがって、意見書第2号森林・林業・木材産業施策に関する意見書は原案のとおり可決されました。────────────・────・──────────── △日程第12.意見書第3号 ○議長(浜田作男君)  日程第12、意見書第3号森林・林業・木材関連産業施策と新たな予算の確保を求める意見書を議題とします。 本件については、提出者の説明を求めます。8番、猪倉照央君の登壇を求めます。 ◎議員(猪倉照央君) 意見書の朗読によりまして趣旨説明にかえさせていただきたいと思います。 森林・林業・木材関連産業施策と新たな予算の確保を求める意見書。 平成13年7月に「森林・林業基本法」が施行され、同年10月には、その具現化に向けた「森林・林業基本計画」が閣議決定され、今後は「森林の有する多面的機能の発揮」を前提に森林整備や地域材の利用、林業労働の確保に向けた対策等が進められることとなった。 しかしながら、今日の林業や木材関連産業をめぐる情勢は、改善されるどころかますます悪化し続けている状況にある。 本県においても、木材価格の長期低迷が続く中で、林業の採算性が悪化し、このことにより森林所有者の林業に対する意欲が薄れ、管理不十分な森林が増加するなど、国土保全等森林の多面的機能の低下が懸念されている。 今日のような林業経営をめぐる厳しい環境が続く以上、これまでのように森林所有者や関係業界・団体の自助努力を基本とした森林・林業政策だけで林業の健全性を保つことは、もはや限界にきていると言わざるを得ない。 よって、国においては、森林を「公共財・環境財」として明確に位置づけ、地球温暖化防止対策として森林・林業政策の推進と、新しい「森林・林業基本法」に基づく21世紀にふさわしい林政の推進に向け、次のことを早急に実現するよう強く求める。 1、「森林・林業基本計画」に基づく望ましい森林の整備を推進するため、間伐、再造林等補助事業の拡充や地球温暖化防止特別枠の創設等、森林整備に対する支援策の大幅な拡充強化を図ること。 2、未曾有の木材不況を打破するため、木材価格の安定に向けた、国としての強力な支援策を早急に確立すること。 3、地域材の各種公共施設や公共土木工事への利用拡大を図るため、関係省庁の枠を超えた利用の推進策を講じるとともに、木質バイオマスエネルギーとしての利用など、新規需要の開拓に対する支援策を講じること。 4、森林整備の推進のためには、担い手である林業労働者の確保が極めて重要となっていることから、「緊急地域雇用創出特別交付金事業」の拡充等による林業労働力の恒常的確保対策を講じること。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。 平成14年6月25日、宮崎県門川町議会。 ○議長(浜田作男君)  提出者に対する質疑を行います。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(浜田作男君)  質疑なしと認めます。 討論を行います。反対討論の方。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(浜田作男君)  討論なしと認めます。 採決を行います。本件を原案のとおり決定することに賛成の方は挙手願います。〔賛成者挙手〕 ○議長(浜田作男君)  全員賛成であります。したがって、意見書第3号森林・林業・木材関連産業政策と新たな予算の確保を求める意見書は原案のとおり可決されました。 お諮りいたします。意見書第2号、意見書第3号の意見書の送付先については、議長に一任することにしたいと思います。御異議ありませんか。〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(浜田作男君)  異議なしと認めます。したがって、意見書の送付先については、議長に一任することに決定しました。────────────・────・──────────── △日程第13.議会広報編集特別委員会の閉会中の所掌事務調査について ○議長(浜田作男君)  日程第13、議会広報編集特別委員会の閉会中の継続調査についてを議題とします。 議会広報編集特別委員会委員長から会議規則第75条の規定によって、本議会等の議会広報の編集について、閉会中の継続調査の申し出があります。 お諮りします。委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることに御異議ありませんか。〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(浜田作男君)  異議なしと認めます。したがって、委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることに決定しました。────────────・────・──────────── △日程第14.議会運営委員会の閉会中の所掌事務調査について ○議長(浜田作男君)  日程第14、議会運営委員会の閉会中の所掌事務調査についてを議題にします。 議会運営委員会委員長から会議規則第75条の規定によって、本会議の会期日程等、議会の運営に関する事項について、閉会中の継続調査とする申し出があります。 お諮りします。委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることに御異議ありませんか。〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(浜田作男君)  異議なしと認めます。したがって、委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることに決定しました。────────────・────・──────────── △日程第15.議員の派遣について ○議長(浜田作男君)  日程第15、議員の派遣を議題とします。 お諮りします。議員の派遣については、議会会議規則第119条の規定によって、お手元に配付しているとおりであります。したがって、お手元に配付いたしておりますとおり、日向市・東臼杵郡南部町村議会議員協議会総会に全議員を派遣することを決定したいと思います。御異議ありませんか。〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(浜田作男君)  異議なしと認めます。したがって、議員の派遣はお手元に配付いたしたとおり決定しました。────────────・────・──────────── △日程第16.諸報告 ○議長(浜田作男君)  日程第16、諸報告を行います。 閉会中の議長の動静についての報告を行います。 本件については、お手元に配付いたしております「閉会中の議長の動静について」のとおりであります。 次に平成13年度門川町水道事業会計予算の継続の繰り越しについて。 平成13年度財団法人門川ふるさと文化財団事業報告及び収支決算について。 平成14年度財団法人門川ふるさと文化財団事業計画及び収支予算について。 平成13年度門川町土地開発公社事業報告及び収支決算について。 平成14年度門川町土地開発公社事業計画及び収支予算について。 以上について報告を求めます。町長。 ◎町長(米良成志君) 平成13年度門川町水道事業会計予算の繰り越しについて、その概要を報告いたします。 平成13年度門川町水道事業会計予算の繰り越しにつきましては、現在平成10年度より作成いたしました第4次拡張事業計画書に基づき第2浄水場築造工事を実施しているところでございます。 平成12年度に用地買収及び造成工事を完了し、平成13年度に管理棟本体と浄水タンクの築造工事を年度内の完成を目指し発注したところですが、付近は住宅地のうえ道路が狭く、騒音・振動等により工事車両が制限され、機材等の搬入・搬出が思うように進まず、年度内の完成が見込めなくなったため、やむなく地方公営企業法第26条第1項の規定により予算の繰り越しを行いましたので、同法第26条第3項の規定により別紙のとおり報告いたします。 平成13年度財団法人門川ふるさと文化財団の事業及び収支決算報告について御報告いたします。 財団法人門川ふるさと文化財団の平成13年度事業及び収支決算報告については、理事会の決議を経て提出がありましたので、地方自治法第243条の3第2項の規定により報告します。 本町においては、総合文化会館、クリエイティブセンター、海浜総合公園、勤労者体育センター等の施設を設置し、施設の有効利用と利用増進を図ると同時に適切な維持管理に努めているところでありますが、その概要について申し上げます。 施設の管理でありますが、それぞれの施設設備の保守管理に努めると同時に、施設の美化、利用者の快適感、安心感等の増進を図るよう配慮しております。 次に、文化振興事業でありますが、県北文化団体連絡会との情報交換CーWAVEネットワーク、また町内各種団体等との連携を図りながら町民に喜ばれ、親しみのある事業を心がけて実施しております。 スポーツ振興事業については、町内の各種事業に加え、社会人、大学、実業団野球キャンプの誘致、東九州小学生ソフトボール選手権大会等の実施により、スポーツの振興と競技力アップに寄与しております。 次に、自治公民館活動支援事業でありますが、単位公民館活動のための施設利用促進に加え、住みよい地域づくり推進大会、生涯学習推進等とあわせて積極的に取り組んでまいりました。 次に、広報啓発事業でありますが、月刊広報「ふるさと文化」にて施設ごとの事業の広報を図ると同時に、その他のメディア等をも活用しふるさと門川の広報に努めてまいりました。 以上、財団法人ふるさと文化財団の事業報告であります。 次に収支決算の報告をいたします。 まず収入の部でありますが、前期繰越収支差額として794万3,889円、当期収入合計9,207万3,382円となり、総計で1億1万7,271円となっております。 支出については、当期支出合計として9,691万6,518円となっております。 よって、収入合計から支出合計を差し引いた次期繰越収支差額として310万753円が生じております。 以上、平成11年度財団法人門川ふるさと文化財団の事業及び収支決算であります。 次に平成14年度財団法人門川ふるさと文化財団事業計画及び収支予算についてを御報告申し上げます。 財団法人門川ふるさと文化財団の平成14年度事業計画及び収支予算については、理事会の議決を経て提出されましたので、地方自治法第243条の3第2項の規定により報告いたします。 今年度は会館創立12年目となります。そこで事業内容について、さらに充実したものとすると同時に、文化に親しむ機会の増進と底辺の拡大を図っていくこととするものであります。 詳細については、別紙資料のとおりであります。 次に平成14年度収支予算を説明申し上げます。 予算総額は9,701万7,000円となり、前年度より520万8,889円の減となっております。 詳細については、別紙予算書のとおりであります。 以上、御報告いたします。 次に平成13年度門川町土地開発公社事業報告及び収支決算について御報告申し上げます。 平成13年度門川町土地開発公社事業報告及び収支決算については、去る5月29日の理事会において議決され、町長に対して提出がありましたので、地方自治法第243条の3第2項の規定により御報告申し上げます。 平成13年度門川町土地開発公社事業報告及び収支決算でございますが、お手元に配付いたしております報告資料にそって御説明申し上げます。 平成13年度は、公有地代替用地等の諸経費等を支出しました。平成13年度末現在における土地の主な保有条項は、公有地代替用地等であります。 事業の執行状況でありますが、資料は3ページであります。 1、公有地代替用地等諸経費、金額39万5,511円。 2、公有地取得事業用地等の処分、255.85平方メートル、金額696万1,611円。 3、年度末保有土地は、合計面積1万35.26平方メートル、金額3,757万4,305円。 なお、財産目録等については、報告書をご覧いただきたいと存じます。 次に本年度収支決算でございますが、資料の6ページ、損益計算書にもありますように、当期純損失380万1,238円となっておりますが、これは公有地代替用地(福祉)等の処分により生じた損益金であります。 なお、平成13年度末純財産は、資料の5ページの1億960万4,174円であります。 以上、門川町土地開発公社の諸報告について終わります。 平成14年度門川町土地開発公社事業計画及び収支予算について申し上げます。 平成14年度門川町土地開発公社事業計画及び収支予算については、去る3月28日の理事会において議決され、町長に対して提出がありましたので、地方自治法第243条の3第2項の規定により御報告申し上げます。 土地開発公社は、公有地拡大の計画推進を図り、本町の秩序ある整備と公共福祉の増進に努めているところでございます。 平成14年度の門川町土地開発公社事業計画及び収支予算については、公有地拡大推進法に基づく道路等の代替地の先行取得及び住宅用地の取得を行うとともに、土地処分については、公社保有地の処分を行うこととしています。 事業計画については、お手元の資料2ページ。 1、用地取得造成計画でありますが、道路等代替用地及び住宅用地造成は、費目のみの計上であります。 2、用地処分計画は、道路等代替用地、住宅用地等1万35平方メートル、3,714万8,000円であります。 3、平成14年度門川町土地開発公社予算については、3ページ。収入は、事業収益等合計3,715万8,000円、支出については事業原価等支出合計3,729万8,000円となっています。 また、4ページ資本的収入及び支出については、資本的収入合計4,000円であり、資本的支出合計5,000円であります。 4、資金計画でございますが、5ページ。受入資金は、前年度繰越金等合計1億14万8,000円、支払い資金は、販売費及び一般管理費等、合計額16万円で、差引額9,998万9,000円であります。 以上、平成14年度の門川町土地開発公社の事業計画及び収支予算について、お手元の資料によって御説明申し上げました。 門川町土地開発公社の諸報告について終わりたいと存じます。 訂正をいたします。平成13年度の財団法人門川ふるさと文化財団の事業及び収支決算報告の2ページになります、一番下の方でありますが、以上「平成11年度」財団法人となっておりますが、「平成13年度」に訂正をお願いいたします。──私の報告書です。 ○議長(浜田作男君)  次に例月出納検査について、小林作市代表監査委員の登壇を求めます。 ◎代表監査委員小林作市君) 代表監査委員小林でございますが、この6月議会から本会議に出席させていただくことになりました。よろしくお願いいたします。 それでは例月出納検査の報告をいたします。 お手元の検査調書を見ていただきたいと存じますが、平成13年度2月分、3月分を請関監査委員と、13年度4月分と14年度4月分の一般会計、特別会計及び14年度4月分の水道事業会計を安田監査委員とともに、それぞれ該当月の会計別収支状況、預金の状況、歳入歳出外現金、基金の状況等の資料提出を求め、これに基づき預金通帳、支払い調書、関係帳簿の証拠書類と比較照合して検査を実施いたしました。検査の結果は、別紙出納検査調書及び水道事業会計試算表のとおりであり、係数等に誤りは認められず、適正に処理されていることを認めました。 例月出納検査報告を終わります。 ○議長(浜田作男君)  監査委員の報告を終わります。────────────・────・──────────── ○議長(浜田作男君)  以上で本日の日程は全部終了しましたので、本日の会議を閉じ、平成14年門川町議会第2回定例会を閉会します。午後0時04分閉会──────────────────────────────   会議の経過を記載して、その相違ないことを証するため、ここに署名する。      平成14年 6月25日                 議  長 浜田 作男                 署名議員 安田 茂明                 署名議員 寺原 速美...